家族葬｜お葬式オリオン

葬儀の多くは故人の遺志が尊重され、盛大であったり慎ましやかであったりと規模はさまざまです。一昔前まではどこの家が葬儀中とすぐに分かる程度の規模で行われていまいたが、近年においては身内だけで済ませる慎ましいタイプが増えてきています。

近親者だけで集まるような比較的小さな規模は家族葬と呼ばれ、実際に経験した・身近な人から聞いたという人も多いはずです。家族葬はこれまでのような大きな予算が発生しないため、残された家族に対する故人のおもいやりともいえます。

また、近親者だけで集まるので余計な気苦労も少なく、故人に対する感謝の気持ちや心をしっかりとその場で伝えられることでしょう。家族葬を取り扱う葬儀社は年々増加傾向にあります。どこも一律の料金ではありませんので提示されている金額は何を含んでいるのか、別に費用が発生するのかといった確認がとても重要です。

家族葬のメリットが大きいと言うことが知られ、葬儀は家族葬と言うイメージが定着しつつあります。しかし、メリットばかりに目を向けていてはいけません。どんなものにもデメリットはあります。デメリットを知らないと、思わぬトラブルになることもあるので注意しましょう。

高齢者はまだまだ、葬儀は立派にと言う考えを持っていることが多いです。家族葬に理解を示さないことも少なくありません。まずは、親族に反対されないように、事前に理解してもらうようにしましょう。理解を得ないまま準備を進めると、世間体を気にする親族から不満の声が上がることがあります。

お互いしこりを残すことになるかもしれません。どう言うメリットがあるかをしっかり伝え、理解を得るようにしましょう。また、葬儀後の弔問客の対応についてもきちんと考えておきましょう。